容疑者Xの献身
献身。
どこまでも献身。
人間の根を垣間見る映画です。
観る側としてのキーワードは「感情移入」
映画でも本でも登場人物とどこまで重なれるかが鍵ですが、
感情移入ができると味わい深くなる作品でした。
■感想
感情は論理を超越する。
何事も論理ではなんともならない。
人間は情で動くものだ。
そんなことを再認識した映画だった。
すっきりはできないが、ズシッと重みがあった。
人間の根を垣間見た。
ここから先はネタバレを含みます。
ご容赦ください。
暗かった所に光をくれたことに対する献身。
あぁ最後はこの人のために使おう。
この感覚をくれたことに対するお礼をしよう。
自分の人生はこのために使おう。
そこまでの光。
湯川先生も人間らしく。感情があった。表現されていた。
感情は論理を超越する。
何事も論理ではなんともならない。
人間は情で動くものだ。
そんなことを再認識した映画だった。
すっきりはできないが、ズシッと重みがあった。
比較的万人受けはすると思う。
石神さんに感情移入するとより深く味わえる。
なぜなら、
石神さんの気持ちにはなりきり、
石神さん視点で物事を考えるから。
終盤の、というか
最後の最後の「どうして?」のための1時間超でした。